ADHDとは
注意欠如・多動症(ADHD)とは、年齢あるいは発達に不相応に、不注意、落ちつきのなさ、衝動性などの問題が、生活や学業に悪影響を及ぼしており、その状態が6ヶ月以上持続していることと定義されています。 脳機能の発達や成熟に偏りが生じた結果と考えられていますが、その原因はまだよくわかっていません。
ASDとは
社会的なコミュニケーションや他の人とのやりとりが上手く出来ない、興味や活動が偏るといった特徴を持っていて、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群といった呼び方をされることもあります。 問診や心理検査などを通して診断されます。
どうもこんにちは!エイジです!
実はこの度、ADHDとASDであると正式に診断されました。
日本語では『注意欠陥多動性障害』『自閉症スペクトラム障害』と呼びます。
なので今回この最近ようやく広まり「日本社会で認識され」つつあるこれらの発達障害と僕自身がどんな症状なのか、診察しようと決断するまでの経緯を説明しこの記事を読んでくれる皆さんに少しでも理解をしてくれたらなと思います。
この記事を主に読んでほしい人
- 誰にも言えないけど実は自分も何かしらの発達障害を患ってるんじゃないか?
- 自分は皆とは少し違う
- 周りから『少し変』だと言われた事がある
- 仲間が当たり前のようにできる事が自分には出来ないと経験した事がある
- 知り合いに上記の症状があると思った方
診察する決心した行くきっかけ
昔からずっと落ち着いていられなかったり、学校でも他の生徒ができる当たり前のことが出来なかったり、学生時代から人間関係が上手くいかず何故か悪い意味でよく目立っていました。
小学1年の頃は落ち着いていられなくて授業中教室の後ろで走り回っていました。
現在もそうですが昔からとにかくジッとしていられなくてよくウロチョロしていました。
社会人になってからも同様で人より仕事の覚えが悪く、気を配ることが苦手で特に感情をコントロールすることが難しく、常に悩んできました。
当時はまだadhdや自閉症スペクトラムが判明してたわけではありませんでしたが身内からも「何かそう言った病気を持っているんじゃないのか」と面白がられ僕の過去の挙動を取り上げバカにしたり人前であっても「頭おかしい」「障害者」「異常者」などと言われバカにされたことがあります。
この身内達は関西人だったことから、このトラウマをキッカケに声が大きくて言いたいことをズケズケと言うデリカシーのない関西人たちが苦手になりました。
もちろん全ての関西人がそうだとは思わないですが、とにかく思ったことを露骨に態度に出し見下すような態度をとってくるタイプの人は徹底的に距離を置くようにしています。
ここからがキッカケになった話なのですが、僕自身もsnsでadhdと言う言葉をよく耳にするようになりテレビ番組でも発達障害が特集されてるのを見かけ始め自分もadhdなのでは?と疑い始めるようになりました。
当時していた飲食関係の仕事でも時間が迫られたり、細かい仕事や同時に2つ以上の仕事を要求されるとすぐにパニクってしまいました、、、
段々と自分が発達障害を患っているのではを思うようになりadhdの症状ををググって調べてみるとその殆ど全ての症状に当てはまっていて、その頃から診察を受ける前の時点で自分は発達障害なんだなと確信しました。
snsやネットなどの情報によると処方箋を処方してもらって症状が軽くなるケースもあったりお医者さんと治療法を相談し一緒に解決法を探してくれることもあるそうなのでそれに改善の希望を持って診察してみる決心をしました。
診察前にした事は自分が思うadhdに当てはまると思う自分の症状をA4サイズの紙に箇条書きで書き出しまとめました。
お医者さんに見せるためです。
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メモ書きした箇条書きの内容
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- 落ち着いてジッとしてられない
- 感情が1度昂ぶると抑えられない
- 部屋を片ずけられない
- 些細なことでパニックになりやすい
- 仕事のケアレスミスが多い、同じミスも何度もする
- 集中力を欠きやすい
- 頭の中でしたい事やしなきゃいけない事が沢山あると混乱して結局何にも手に付かなくなる
- 飽き易い
- 変化を嫌う
- 感情移入しやすい
- 貧乏ゆすりが辞められない
- 作業を始めると視野が狭くなる
- 整理整頓が苦手
- イライラしやすい
- 許せない事が多い
- 合わない人とはとことん合わない
- 何事にも慣れるのに人1倍時間がかかる
- 不器用
- 理解力が人より少ない
- 時間ギリギリ直前でないと取りかかれない
- 相手に対しての気配りが苦手
- 思ったことがそのまま口から出てしまう
- 人に気持ちを考えられなかった
- 過去にされた事を思い出し無性にイライラしだす
ここで医師に相談した時に医師から「adhd」と「自閉症スペクトラム」の疑いがありますと言われそこからwais-III検査を受けることを勧められました
wais-III検査とは
WAIS-IIIは、Wechsler Adult Intelligence Scale 3rd editionののことで、16歳以上の方に適応される、知能検査です。知能検査の目的は、知能指数(IQ)を測定することですが、WAIS-IIIを行う意味は、知能指数を想定するよりも、測定する際の様々な検査の結果から、患者さんの得意な面、不得意な面について客観的に把握することにあります。
これは、診断にも役に立ちますが、更に重要なのはこれから患者さんが生活していく上で、自分が何が得意で何が不得意であるかをわかることです。そのうえで、得意不得意の部分を知って、不得意部分を工夫で補い、得意な部分が十分に発揮できるような環境(職業)を選択したり、作ったりしていくことができるということがしやすくなります。
発達障害の診断のためには、必ずしもWAIS-IIIは必須ではありませんが、これによって得られる情報は、今後の治療には有用であるということは、言えると考えています。
僕がこの検査にかけた時間は2時間弱でした。
結果はこのように診断されました
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1枚目の写真の線が引かれてある数字100の部分が一般的な平均値です。
この結果から僕は言語理解と処理速度は高いとしつつも「言語理解」「知覚統合」「この2つを同時に理解する作動記憶」「処理速度」は全て平均以下というのが判明しました。
発達障害と診断されてから医師がしてくれたアドバイス、解決案
自分の症状を箇条書きでまとめたメモを医師に見せ、相談したのち実施したwais検査の総合的は判断で僕はadhdと自閉症スペクトラムと診断されました。
WAIS-III結果によると意外にも仕事の物覚えが人1倍遅い僕でも「理解力」はあるようでしたがADHDの注意欠陥多動症の症状があるために集中して聞く事ができずなかなか頭に入らない事が原因で理解力がないと思い込んでたようです。
他にも医師に言われたアドバイスを事をまとめると、、、👇
- メモアプリなどを活用し常にTo doリストを書く習慣を身につける
- 1日のスケジュールも作成
- ↑で決めたタスク以外は作業中思いついたり目移りしても絶対にやらない
- 相手に対し衝動的に何か物事を言う前に『ハッキリと言っていい?』などのワンクッションを入れてから言うようにする
- 騒がしい職場だと周囲の音や声が気になり相手の話に集中できないので職場は小規模で静かなとこが良い
- 裏方作業がオススメ
- 接客だとアレもコレもと次々に仕事を要求されることが多いので逐次やるべき事をメモにして1つずつこなせるように訓練が必要
- 過程はあまり気にせず最終的に結果が良ければ大丈夫な仕事がオススメ
これらを実践して様子を見る。生活送ってみて薬が必要かなど相談
医師曰く薬でジッとしてられる時間が増えたり落ち着いていられるケースもあるそうですが、、、
担当医だけでなくツイッターのフォロワーさんで僕同様のadhdの方のアドバイスでは薬を服用する事で個性がなくなったり性格が変わってしまったと言うケースもあるそう、、、
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こんばんは
個人的な見解ですが、エイジさんは、自衛隊勤務や工場勤務、そしてリゾババイトもされてきた。
仕事が出来ているので、お薬は必要ないかと。私事ですが、もし自衛隊や工場勤務やリゾババイトしたら全て解雇される自信があります(爆)
お薬は行動が慎重派になって個性が消えるかもです
— カズン独りぼっち×🇬🇧🇰🇷💪(KAZUN) (@onakakirei) November 14, 2020
日常生活に問題がなければ薬飲むと余計に体調悪化するかも
仕事できなくなるかもよガチのADHDって予想以上に集団行動ができないと思うよ
— よあけウェブ@ジム通い (@yoakeweb) November 14, 2020
なので薬は少し不安、、、
まとめ
発達障害というのは親にも理解されにくいです。
仮に親が子に対しもしかしてと感じても『我が子に障害があるなんて認めたくない』と思い病院行きを否定してしまう事があります。
なので『そんな症状誰にでもあるよ!気をつけていれば大丈夫!』と根性論を突きつけられます。
僕の親がそうでした。
ですが発達障害は決して気合いや根性でどうにかなるような安易なものではありません。
仮に理解してくれたところもう1つ問題があって、受け入れてくれるかはまた別問題なのです。
上記でも話しましたが僕のケースですが身内ですらがバカにしてきた事があります。
昔から変わり者と言われてきた。
人間関係もたくさん拗らせてきた。
自衛隊の集団生活でもトラブルばかり、、、
『ADHD』と『ASD』発達障害である僕が陸上自衛隊6年間で苦労した事


と悩んできました
でも最近ようやく日本社会で認知され始めてきている。
理解が広がって欲しいと願う
大切なのは早期発見しこの発達障害とどう向き合うかが大切なんです
関連記事:発達障害『ADHD』『ASD』である僕の『自分らしい』生き方
この記事を読んで僕のようは悩みを抱えた人に少しでも行動を起こすキッカケになれれば幸いです。
今後もこの発達障害が僕にどう影響してきたか、どう向き合っていってるのかを発信して行きます。
それではまた会いましょう!